外国為替証拠金取引を行なう際にかかるコストは次の二つで決まります。
一つはスプレッドによるもの、もう一つは取引金額に応じて発生する取引手数料
によるものです。
外国為替証拠金取引では、各通貨ペアの為替相場は、105.00 / 105.05 のように表示されます。 例えばUSD/JPY(米ドル/日本円)の場合を考えます。
左側の値はBidとよばれ、米ドルを1ドル売る時に適用されます。
右側の値はAskと呼ばれ、米ドルを1ドル買う時に適用されます。
このBidとAskの差をスプレッドといい、外国為替証拠金取引を行なう際のコストになります。
FXではスプレッドが通常5〜10銭
に設定されていて、コストが非常に小さくなっています。
また取引の際に取引額に応じて取引手数料が発生します。
この取引手数料は業者によって異なりますが、1ドルにつき10銭程度となっています。
業者によっては、この取引手数料がデイトレードに関しては無料のところや、トレードの仕方に関わらず無料
のところも存在しますので、
自分の投資スタイルに合わせて業者を選ぶと良いと思います。
ではFXと通常の為替取引(外貨預金など)とのコストを比較してみましょう。
例えば米ドルの場合、
外貨預金…スプレッドが1ドルにつき2円
FX…スプレッド : 1ドル当り5銭(0.05円)+取引手数料 : 1ドル当り10銭(0.1円)
これをみると明らかなように外国為替証拠金取引では外貨預金と比較して、取引コストが10分の1以下
になっています。
その他の通貨ではこの差がさらに顕著で、外貨預金ではユーロのスプレッドは3円、豪ドルの場合は4〜5円、英ポンドの場合は4円であるのに対し、 外国為替証拠金取引のコスト=スプレッド+取引手数料はそれぞれ15〜20銭と、非常にお得になっています。
まとめ
スプレッド+手数料=取引コスト
FXでは取引コストが非常に低く設定されていてお得である。
外国為替証拠金取引(FX)の特徴
FX用語-レバレッジ
FX用語-スワップ
FX用語-スプレッドと手数料
FXの特徴-売買の始め方-
FXの特徴-取引時間・期限